遊具は「子どもが遊ぶもの」というイメージがありますが、設置する場所によって求められる役割や機能は大きく異なります。
公園だけでなく、商業施設やホテル、図書館、子育て支援施設など、さまざまな場所で遊具が活用されており、それぞれの施設の目的や利用者に合わせた遊び場づくりが求められます。
そのため、人気のある遊具を設置するだけではなく、「その場所で誰に、どのような体験を提供したいのか」という視点から計画することが大切です。
商業施設(ショッピングモール・アウトレット)での遊び場づくり
商業施設における遊具は、子どもが遊べる場所であるだけでなく、施設への滞在時間の延長や回遊性の向上、ファミリー層の利用促進などの役割も期待されています。
商業施設を訪れる方は買い物や食事を目的に訪れるため、子どもが楽しく過ごせることはもちろん、保護者も安心して買い物を楽しめる環境づくりが大切です。
そのため、遊び場は視認性の良い場所に配置したり、ベンチやカフェスペースなど見守りやすい場所と組み合わせたりすることで、より利用しやすい空間になります。また、施設の規模やコンセプトに合わせて、短時間でも楽しめる遊具から大型遊具まで、目的に応じた遊び場づくりが求められます。
三井アウトレットパーク木更津
フードコートに隣接した遊び場を整備しました。買い物や食事の合間に気軽に立ち寄ることができ、子どもたちが楽しく過ごせるだけでなく、保護者も安心して見守りながら休憩できる空間となっています。
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ホテルでの遊び場づくり
ホテルに遊び場を設ける場合は、子どもたちが楽しめることはもちろん、家族旅行の思い出づくりにつながる空間であることが大切です。
宿泊者はリラックスした時間や非日常の体験を求めているため、遊具もホテルの雰囲気やコンセプトに合わせたデザインが求められます。また、屋内型のキッズルームなど、天候や季節に左右されず利用できる遊び場は、ファミリー層にとって魅力のひとつとなります。
遊び場を通じて滞在中の満足度を高めることは、ホテルならではの付加価値となり、「また泊まりたい」と思ってもらえるきっかけにもつながります。
グランドメルキュール八ヶ岳リゾート&スパ
八ヶ岳エリアの自然や景観をイメージした空間づくりを行い、地域らしさを感じながら遊べる屋内遊び場を整備しました。
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公共施設での遊び場づくり
公共施設では、児童館や子育て支援施設、複合公共施設など、それぞれの施設の役割に応じた遊び場づくりが求められます。
子どもたちが安心して遊べることはもちろん、地域交流や子育て支援、多世代が集う場としての役割も担っています。
そのため、遊具だけでなく、保護者が見守りやすいベンチの配置や、幅広い年齢の子どもたちが利用しやすい遊び場づくりなど、利用しやすい環境を整えることが大切です。
また、地域の自然や文化、特産品などをモチーフに取り入れることで、その地域ならではの魅力や愛着を感じられる遊び場につながります。
くるりんぱーく
「らせん」をコンセプトにした屋内遊び場です。ネット遊具や木製バンク、ボルダリングなどを組み合わせることで、子どもたちが自由に回遊しながら遊べる空間となっています。親子をはじめ、多世代が集い、交流できる場として親しまれています。
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図書館・子育て支援施設での遊び場づくり
図書館や子育て支援施設では、子どもたちが安心して過ごせることはもちろん、保護者が見守りやすく、親子でゆったりと過ごせる空間づくりが大切です。
遊び場は、読書スペースや休憩スペースとのつながりを意識した配置にすることで、遊びと学び、くつろぎが自然に共存する空間になります。また、木製遊具を取り入れることで、施設全体の雰囲気になじみやすく、温かみのある空間づくりにつながります。
さらに、子どもの発達段階に合わせて、登る・くぐる・触れるなど多様な遊びを取り入れることで、遊びを通した成長を支える環境づくりにもつながります。
まつうらわくわくぱーくあみ
親子が安心して過ごせる子育て支援施設として整備された屋内遊び場です。高い天井空間を活かしたネット遊具や木製遊具を組み合わせ、子どもたちがのびのびと遊べる空間づくりを行いました。
共通して大切なこと
施設の種類や目的は異なっても、遊び場づくりで共通して大切なのは、安全性への配慮、利用する年齢に合わせた計画、そして利用しやすい動線や見守りやすい環境づくりです。
また、遊具を設置するだけでなく、利用ルールや運用体制を整えることも重要です。施設の目的や利用者に合わせて、「誰が・いつ・どのように利用するのか」を想定し、その目的に合わせて遊具の種類や配置を計画することが、安全で利用しやすい遊び場づくりにつながります。
施設に合わせた遊び場づくりを
遊具は、どの施設にも同じものを設置すればよいというものではありません。商業施設では滞在時間や回遊性、ホテルでは思い出づくり、公共施設では地域交流や子育て支援など、それぞれの施設が果たす役割によって、求められる遊び場は大きく異なります。
大切なのは、「誰が・どのように利用するのか」を考え、その施設ならではの目的に合わせて遊び場を計画することです。施設の特徴を活かした遊び場づくりは、利用者の満足度を高めるだけでなく、その場所ならではの魅力を生み出すことにもつながります。
施設別の施工事例はこちらからご覧いただけます。
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