Maintenance

点検・補修・メンテナンス

岡部では、自社製品はもちろん、他社製品についても、協会認定の専門技術者による点検業務や補修・メンテナンスを行なっています。

遊具の点検

近年、公園遊具などの老朽化による事故が多く報告されています。それらの事故要因のひとつに、専門の知識を持った技術者による定期的な点検や修繕がされていないなどの管理不足があります。
私たちは、劣化や遊具の規準不適合などを早期に発見し、事故を予防すると共に、適切な維持管理をしていただけるよう点検を行います。

遊具の点検の様子 遊具メーカー岡部
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点検報告書

すべり台の点検の様子 遊具メーカー岡部

協会認定専門技術者


岡部では、JPFAで定めた必要な実務経験や資格を有し、協会で実施する講習を完了後に試験に合格して認定された「公園施設製品安全管理士」「公園施設製品整備技士」が、遊具や施設の点検・メンテナンスの業務を行なっています。
【公園施設製品安全管理士 25名 2024.6.1現在】

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整備技士認定証 遊具メーカー岡部

点検の種類


日常点検

管理者が目視診断・触手診断・聴音診断などにより、遊具の異常や劣化などの有無を調べるために、日常的に行う点検です。

定期点検

専門技術者がJPFAの示す定期点検業務仕様書と点検表に基づき、一定期間(年に1回以上)ごとに目視診断・触手診断・聴音診断・打音診断・揺動診断、あるいはJPFA点検器具などを使用して行う点検です。
定期点検には、「劣化診断」と「規準診断」2つの診断があります。

「規準診断」

遊具の安全に関する基準に基づき遊具の形状や安全領域などの安全規準項目について確認します。

規準診断:頭部胴体の挟み込み

「劣化診断」

部材等の摩耗状況や変形、ならびに経年劣化などによる危険箇所について確認します。

劣化診断

精密点検

異常が発見されたり、想定されたりする際に、さらなる精密な点検が必要となった場合、専門技術者が分解作業や測定機器を使用して行う点検。分解検査、残存肉厚測定検査などの検査を行います。

遊具の精密点検の様子 遊具メーカー岡部

遊具のメンテナンス

適切な維持管理には、定期的な点検と共にメンテナンスが欠かせません。
外観上異常がない、または軽微な劣化しかない状態でも、計画的に早めのメンテナンスを行うことで、安全に遊具を使い続けられる期間も伸び、結果、コストも削減できます。
遊具の劣化状態は、環境や使用頻度等により大きく変わってきますので、点検業務とあわせてご相談ください。メンテナンス計画や修繕、新しい製品への更新など、お客様のご要望に合わせご提案いたします。

壊れた古いシーソー:修繕前

壊れた古いシーソー:修繕後

遊具メンテナンス計画の参考例 遊具メーカー岡部

注意)各種現場状況や製品の性質等によりかわるため、上記の内容を保証するものではありません。

遊具の標準使用期間

遊具を構成する部材には、標準使用期間を通して使用される構造部材と、期間内においても修繕することを前提とする消耗部材があります。「遊具の安全に関する規準JPFA-SP-S:2024」では、遊具の標準使用期間に適切に維持管理される条件下において、目安として設定しました。
※各使用期間は、使用環境等の条件により変わりますので、弊社製品に関しては、メンテナンス計画や担当者にお問合せください。

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JPFA遊具の安全に関する基準2024年版

(一社)日本公園施設業協会にて遊具の安全に関する規準の本が販売されています。詳しくは、協会HPをご覧ください。
http://www.jpfa.or.jp/

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遊具 消耗部材 サイクル
ぶらんこ 吊り金具・チェーンなど
回転軸
3年~5年
スプリング遊具 スプリング 5年~7年
ロッキング遊具 軸受部 5年~7年
ストッパーゴム(緩衝部) 3年~5年
回転
ジャングルジム
軸受け 5年~7年
ローラーすべり台 ローラー 5年~7年
ロープウェイ ケーブル(Uターン滑車) 5年~7年
滑車部・握り部・緩衝装置 3年~5年
ネットクライマー
ロープクライマー
ネット・ロープ(小規模) 3年~5年
ワイヤー入りロープ (小規模) 7年~10年
空気膜構造遊具 外膜・緩衝材 5年~7年
内膜 10年~14年
送風機、制御盤 10年

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