ファミリー層に響く「遊具」が新たな付加価値を生み出す!チャレンジによって生まれたマンションの差別化戦略とは。

2021年2月に川崎市に誕生した、新築マンションとリノベーションの一体開発「クジライフプロジェクト」。開発・販売元の株式会社リビングライフ様より、敷地内の共用施設として企画されたアスレチックをご依頼いただき、(株)岡部が遊具設計から制作・施工まで一貫して担当しました。マンションに大型のアスレチック施設を設置したきっかけ、事業にどのような効果をもたらしたのか? 建設担当の荒川様とマーケティング担当の宮本様に、(株)岡部東京支店の小野と正野がお話をうかがいました。

社長も驚くほど立派なアスレチックが完成
お披露目イベントも大盛り上がり!

荒川:考えていたより立派なアスレチックが完成しました。特に社長がとても気に入って、全社員でアスレチックを体感するようにと指示が出されたくらいです(笑)。

宮本:ここまですごいものが出来たなら盛大にやろうと、町内会長さんなど地域の方や携わっていただいた方を招待して、「アスレチック完成披露会」を開催しました。 集客の面でも敷地内全体を体感していただくスタンプラリーイベントを行いましたが、こちらもかなり好評で、すごいアスレチックを作っていただいたなと改めて実感しました。コロナ禍ということもあり予約制となりましたが、予約枠は全て埋まり、親子連れを中心に80組ほどの方にご参加いただきました。帰りたくないと駄々をこねるお子さんも中にはいらっしゃいました。

荒川:インスタグラムやチラシで告知を行い、ネットで予約を受け付けましたが、すぐにいっぱいになりました。

宮本:1回目の反響が大きくて、お客様に大変喜んでいただけたので、同じイベントを2回、3回と行いました。じつは今月も開催の予定です(笑)。営業からもアスレチックを活用したイベントのリクエストが来るようになりました。

──ご利用される入居者様の皆様の反応はいかがですが?

宮本:お子さんがのびのび遊んでいて楽しそうだというお声をいただいています。親御さんからは、目の届く範囲でお子さんが遊べるのが安心だというご意見もあります。敷地内に公園以上のものがある、という感じでしょうか。

荒川:セキュリティがかかっているので、周りが全て顔見知りなのも安心だと思います。