オリジナリティーが持つ可能性施設運営の力になる「遊具」とは

2022年1月にオープンしたダイハツパーク倉敷東は、岡山トヨペットと岡山ダイハツ販売のコラボレーションで誕生した、新車販売店に遊具公園を併設する今までにないスタイルの店舗。(株)岡部は、敷地内の公園部分に設置する屋外大型遊具を、遊具設計から制作・施工まで一貫して担当しました。
カーディーラーに大型遊具公園を作ることになった経緯や思いについて、発注先の岡山トヨペット・営業部総合企画室の白神様、ダイハツパーク倉敷東店長の山根様に、(株)岡部東京支店の小野と設計担当正野、施工担当下澤が、お話をうかがいました。

子どもたちが楽しそうに遊ぶ姿が思い浮かぶような遊具
安全への細やかな配慮に驚きました

──遊具を初めてご覧になった時の印象はいかがでしたか? 

白神:遊具のパースは見ていましたが、施工には立ち会わなかったので、オープン前の完成のタイミングで初めて実物を見ました。実際に見て一番に、地域の子どもたちが楽しそうに遊んでくれる笑顔が思い浮かび、子どもたちを見守るご家族が集まってくれたらという私たちの想いが体現されたものになっていて、とても嬉しく思いました。
また、とても大きな遊具ですが、子どもたちが安全に遊べる細やかな配慮が施されているのに驚いたことも印象に残っています。

山根:このサイズの遊具だったら、子どもたちがたくさん来て、とても楽しく遊んでもらえるだろうなというイメージでしたね。

──遊具を利用されているお子様は、どれぐらいの年齢層ですか?

山根:小さなお子様では2~3歳くらいから、親御さんが一緒に来られて、遊具周りの芝生を走ったり、ネットにちょっと上らせて遊んでいますね。
最年長は中学に上がるぐらいまでの子どもたちが来ています。

白神:遊具の周りには人工芝もあるので、小さいお子さんでも遊びやすくなっています。弊社のオーナーに小さい子どもがいるので、親の目線からのこだわりが遊具にも生かされていると思います。

──遊具について、ご利用者様からの反応はいかがですか?

山根:お店がオープンして、予想以上に子どもたちが来てくれている印象があります。
日曜日など人出の多い時には、けっこうな人数の方が公園にいらっしゃる時間もあり、とても賑わっていて嬉しいですね。

白神:コロナ禍でなかなか遊びに行きづらいという中で、屋外遊具でこれだけのサイズ感があると、子どもたちも満足できるし、ご家族も安心して来ていただけるところもあるのだと思います。

山根:じつは利用者様からいただく声で最初にあがったのは、「自動販売機ない?」というもの。遊びすぎてのどが渇くということで(笑) ご利用の皆様は、とても楽しんで満足されているようです。