2020年に(株)岡部が遊具設計から制作・施工までを一貫して担当した、埼玉県桶川市の「アズ歯科」。
同敷地内での診療スペース増設にあわせ、待合室に設置する大型遊具制作をご依頼いただきました。
子ども専用ではない歯科医院での大型オリジナル遊具のご依頼には、どんな思いがあったのか。アズ歯科の鈴木院長と中村院長に、(株)岡部東京支店の小野と正野がお話をうかがいました。

「歯医者さんじゃないみたい」
子どもたちが夢中で遊ぶ大型遊具スペース

──遊具を初めてご覧になった時の印象はいかがでしたか?

鈴木:とてもワクワクしましたね。天井高があるので、図で見ていたイメージよりインパクトがあって。子どもたちが笑顔ではしゃぐ様子が目に浮かびました。

中村:想像していたものより大きく感じました。遊びのアイテムも沢山あり、こんな楽しそうな遊び場は、僕らの子どもの頃にはなかったなぁ、と思いました。

−−患者様からの評判はいかがですか?

中村:患者さんには「歯医者さんじゃないみたい」とよく言われます。実際に、遊びに夢中になって、診療が終わっても帰りたくないと泣いちゃう子どももいるぐらい。

鈴木:「あそこで遊びたい」と言って来てくれる子どもは増えたと思います。
遊びたいから、診療時間より少し早めに来たり、終わった後も残って遊んでいたりする子どもたちを、よく見かけます。このエリアは、近所に大型遊具で遊べる施設が少ないということもあるのかも知れませんね。