子どもたちが学校から帰ったら遊びに行ける場所
地域の方の集える場として開放されている遊具公園

──今回の大型遊具の竣工時期と、企画するに至った経緯をお聞かせください。

白神:こちらの公園のオープンは、店舗と同時で2022年1月です。
岡山トヨペットでは、トヨタ車、そして高級車であるレクサスを販売してきました。今回は、お客様の幅広いニーズに向き合いたい、そして、この街のカーライフを、もっともっと豊かなものにしていきたい、そんな想いから、岡山ダイハツ販売様とともに軽自動車を中心としたダイハツ店をオープン する運びとなりました。

ここは元々中古車を販売するお店の跡地で、敷地がけっこう広いので、地域の方が集えるような場所にしたいというオーナーの想いがあって、集いの場としての公園の案があがってきました。
店名にあるように、ダイハツと公園が一つになったお店で、車の販売だけでなく、地域の方々へ公園を解放し、いつでも楽しんでいただける交流の場としてご利用頂いております。

山根:公園は、お店の営業時間をベースに無料で開放しています。
今まで近隣にはこういった大きな遊具で遊べるような公園はなかったので、近所の小学生が学校から帰ったら遊びに来るような場所になっていますね。
無人の時間に事故が起きては危険なので、利用は営業時間内とさせていただいています。

地域貢献に重きをおいた運営をコンセプトに
大型遊具のある新しい店舗をオープン

──オーナー様の地域貢献への想いから、遊具公園を考えられたのですね。

白神:岡山トヨペットでは「この街をもっと。」をブランドメッセージに交通安全教室・交通事故ZEROプロジェクト、夢中募集助成事業を行い、未来ある子どもたちを応援してきました。ダイハツパーク倉敷東も「the park 4(for)」をコンセプトに掲げています。
オーナーには、特に子どもたちが健やかに育つ街をつくりたいという強い思いがあります。車を買うだけではなくて、地域の方々がくつろげる場所を作りたいという地域貢献への想いから、公園や遊具に対するこだわりや要望がありました。

このダイハツパークと同じタイミングで、岡山県の県北に位置する津山市にも「トヨタウン津山」という新しい店舗をオープンして、その中の「トヨパーク」という施設にも岡部さんの大型屋内遊具をいれていただいています。

津山市のお店は、名前が「トヨタウン津山」ということで、トヨタのお店が集まっている街をイメージコンセプトとして作ってあり、販売店の横に別棟として、「トヨパーク」があります。大型の木製室内遊具のほかに、ワークショップのできる多目的スペースなどもあり、地域の方とコミュニケーションを図りたいというコンセプトになっているのと、新車と中古車両方の販売店があってお客様の来店数も多いので、お子様に待ち時間を楽しく過ごして欲しいということも、目的としてあります。
室内遊具になったのは、津山という土地柄的に、冬場は雪が積もるため。逆に倉敷東は岡山の南側で雪が積もることはないため屋外にしました。それぞれが、そのエリアにあった、年中快適に遊べる場所として考えられています。

場所や内容は違いますが、どちらも地域の方々がくつろげる場所を作りたいという、岡山トヨペットの地域貢献への想いから作った場所です。

山根:我々は自動車販売会社なのですが、車を売るというよりは、この倉敷周辺の皆さんと一緒にお店を作り上げていく、地域を育てていくようなところに重きを置いた運営をしてほしい。オーナーから店のスタッフには、そのようにコンセプト、想いを伝えられています。

「the park 4(for)」
for FAMILY (家族、子どもにとって)
for FUN (遊びにあふれた楽しい場所であり)
for FEELING(心地よくて安心できる場所)
for FUTURE(ここから未来へつながる場所になる)